SLKと暮らす。
phase 14 マイナートラブル

そうこうしているうちに、納車11ヶ月となってしまった。走行距離はまだ5000kmといったところ。日常的な走行パターンとして、自宅から仕事場まで約1.5kmの往復。つまりたった3km per dayといった感じなのだから、スパナマークが出るのはいったいいつのことやら。タクシーに乗って渋滞で進まないのにメーターが上がるがごとく、経過時間でスパナになるような気がして、ちょっと気分が悪い。

さて。これまでに経験したトラブルを忘れないうちに記しておくことにしよう。

納車直後からずーっとであるが、雨が降っているときに乗り込んでみると、助手席に水滴が落ちていることがしばしばあった。これは雨漏りか?と思って一応ヤナセに持っていってその旨伝えると、サイドウインドウのアタリを強めに調整してくれた。しかしながら、それでも一向に症状が収まらなかった。『そういうもんだ』と思っていたのだが、ある日その原因がわかっちゃったのだ。
運転席側のドアを開けるとき、車内は一瞬であるが負圧になる。その負圧のせいで、助手席側のサイドウインドウの隙間から空気が吸い込まれる。ついでにその付近の水滴も吸い込んでいたのだ。SLKは車内の容積が小さい上に密閉度が高いからこういう現象が起こるのであろう。それに気付いてからは、雨の日にはなるべくゆっくりとドアを開けるように対策している。

前述の事故の修理から戻ってきた後、オーディオの動作がちょっとおかしくなった。toneの調整モードに入らなくなったのだ。音自体は出ていたので、どうでも良かったのだが、コーヒーを飲みに行ったついでに見てもらった。電源を一度リセットしたら直ってしまったようだ。リスタートしたら直るというのはよくあることなので、きっとそういう種類の現象なんだろう。

納車して二ヶ月くらい経ったころだろうか、湯布院に泊まりでドライブに行ったことがある。夜に買い物に出て、宿に戻ったときに、右のヘッドライトがなんだか前に飛び出ているような気がした。良く見ると、ヘッドランプアッセンブリー丸ごと、前方に5cmくらいずれている。いわゆるポップアイという状態だ。ぐいぐいと押し込んだら元の位置と思われるあたりまで戻ったので、とりあえずオッケーとした。福岡に戻ってからヤナセに持っていくと、コーヒーを飲んでいる間に直ってしまった。どうやら取り付けが緩かったらしい。

シトロエンに比べれば、どれもこれもトラブルのうちには入らない。全然手のかからない良い子である。なお、SLKファンクラブの掲示板では、バリオルーフの深刻なトラブルがけっこうな頻度で報告されているが、私の場合は幸いなことにバリトラには遭遇したことがない。


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