SLKと暮らす。
phase 33 ホコリは大敵

2003年7月19日。土曜日の午後のことです。シトロエン福岡中央にC3の試乗に行ったりしたわけなんですがね。まあ博多区の道の混んでること混んでること。その時点で、私は間抜けにも、前夜の大雨で御笠川(みかさがわ)が氾濫していた事実を知りませんでした。ずいぶん雷が鳴るなー、雨が強いなーとは思ってたんですがね。

大渋滞をどうにか抜けてディーラーに到着し、営業の人と話をして、オオゴトになっていることを聞いたわけですよ。福岡都市高速が不通になっていて、そのせいで一般道に車が溢れてる、と。

後からいろいろ聞いてみると、なんかすごかったようです。被害に遭われた方々にはお見舞いを申し上げます。

さて。試乗したC3について少し触れておきます。

試乗コースは3号線を越えて福岡空港の国際線ターミナル付近の“ぐるぐる道”を回る設定になっておりました。ですが、3号線自体がもう機能していない状態っぽくて、交差点なんかもうぐちゃぐちゃに入り混じって車が走ってますもの。渋滞道とすいすい道と両方試すことができて、まあ良かったと言っておきましょうか。

1.4と1.6の両方に乗りました。1.4の方は普通のトルコン4ATですが、1.6はセンソドライブと名付けられた「5MT+オートクラッチ」仕様。ペダルは2つ、アクセルとブレーキのみ。なんと言っても、クリープしない点が最大の注意点です。ハンドルの向こう側に左右にある+と−のパドルでシフトアップ/ダウンを行うことができます。楽しいと言えば楽しい。高回転時のシフトダウンの際には、自動で空ぶかしが入って回転を合わせたりするんですね。ちょっとびっくり。逆に、オートモードはイマイチだったなあ。とりわけ、ゆっくりめの発進をすると、1速から2速に上がる時のタイムラグがかなり大きくて、気持ち的にも物理的にも相当つんのめってしまいます。そういうわけで、基本的には、ドライバーが主体的にシフトチェンジするべきものだと感じました。

乗り心地は、やっぱりシトロエンっぽくて、シートもふかふかソファー状だし、なんだか懐かしい感じでした。そして、やはり、2000年代の自動車でしたね。AXとは設計が15年くらい違うわけですから、当然と言えば当然なんですが。ただ、見た目の印象よりも実際のガワがデカイのには、最初はちょっと驚きました。

そんな感じで試乗を終えて、SLKで帰途についたわけです。台風一過状態で良い天気だったので屋根を開けて走り出したんですよ。ところが、氾濫した川の水と一緒に流れてきた泥が、太陽に照らされて乾いて、そんで土埃となって舞い上がってるわけですよ。博多駅の東側あたりなんて、もうもうとしてて視界が悪くなるくらい。

ここは中国か?

いや、中国には行ったこと無いんですが。オープンで走るにあたっては、雨と同じくらい、埃も大敵であるなあ、と痛感したわけであります。


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